奇才の日本人スケーター、宮城 豪。この人のスケボーすごい、、、
普通にうまいんだけど、見せ方が面白い。
こんな人いるなんて知らなかった。。
2008年にFESNが発表した『overground broadcasting』でのフルパートで、独創性を極めた唯一無二のスケートスタイルを爆発させたそのオトコ。
この映像作品はスケートシーンに衝撃をもたらし、すぐさま海を渡り全世界のスケートボーダーに彼の存在を知らしめることになった。
沖縄出身の宮城 豪。通称、ドラボン。
離島沖縄というオリエンタルなシチュエーション、寡黙なキャラクター、これまでメディアインタビューにもほぼ登場せず情報が乏しいことも相まって、日本はもちろん海外でも“どこか謎めいたミステリアスな存在”となっている。
それはまるで、あのスケートビデオの金字塔『The Search for Animal Chin(アニマル・チンを探して)』のようだ。Have you seen him?
世界発信の映像作品『奇才の日本人スケーター宮城 豪』
そんな状況にシビレを切らして、Red Bull TVが世界発信映像として制作したのが本作『奇才の日本人スケーター宮城 豪(英題:The Man, the Myth, the Legendary Skateboarder Gou Miyagi)』だ。宮城の身辺から取材を重ね、宮城 豪というオトコをクローズアップしている。
海外のスケーターたちが宮城のスケートスタイルを“Way Outside the Box(既存にとらわれない、規格外)”と表現しているのが何とも印象的だ。
しかし、やっぱり宮城 豪は規格外だ。
とどまることを知らないその独創性
今後も宮城 豪の独創性はとどまるところ知らない。既にグリップテープはなく、布切れを貼りつけている特異ぶりは周知のこと。このままいくと、そのうちウィールの形状が〇から△に変わったり、トラックが片方だけになったりとか、板じゃなかったりとか、奇想天外が過ぎて別次元に突入しそうな可能性も無きにしも非ずだ。
辛うじて板と4つのタイヤというスケートボード本来の体裁が保たれているうちに、とくと宮城 豪に注目し続けたい。